森林浴とタメ息でのストレス緩和。
森林浴はストレス解消に良いと言いますが、このような研究結果も実際にあるようです。
森林の中で休憩した場合と森林の外の日陰で休憩をした場合の統計を取ると、あきらかに森林の中で休憩した人の方が「イライラ、不安、意欲の低下」が改善されたとの事。
そして検査をした結果、血液中の酸化ストレスも改善したそうです。
今の時期は寒いので長時間いると風邪をひいてしまいそうですが、怒りで頭に血が昇ってカーッとなってる時には、暖かい恰好をして緑を眺めながら頭を冷やすのも個人的にはイイんじゃないかと思います。冷え症じゃないかぎりは。
もし、あまりの寒さで「寒すぎる・・・・・何でこんなに寒いんだよぉー!」と、今度は自然相手に腹が立ったとしても、人間関係での腹立たしさとは違い真剣な怒りではありません。
人間関係での怒りだと、その時の状況を再び思い出して対象相手のことで頭がいっぱいだから、なかなか怒りがおさまらないし厄介。
この想いが長い時間、自分の中にいるのが本当に鬱陶しいです。
だから、寒すぎて腹が立ったとしたら人間関係のことが「一瞬」頭から離れるので、チョッとは冷静になることへ役立ったのでは?と言う見方も出来ます。
少し頭が冷えた後に暖かい飲み物を飲めば、身体が温まると同時に癒される様な感覚にもなります。
まるで体が冷えた時に暖かいお風呂や温泉につかって「あ~極楽、極楽~」というのと似てる・・・。
そういう時は、大体「フ~~~ッ」と無意識に大きく息を吐いて呼吸も穏やかになってきます。
緑の無い街中でベンチに座って休憩している時と、森林の中や緑が多い場所で休憩している時との呼吸を意識して観察すれば、自分でも違いに気づくのではないでしょうか。
ストレス緩和に深呼吸も良いとされてますよね。
中医学では昔からストレス感情で気の流れが滞ると言われています。
気の流れと呼吸との関係はとても深いです。
例えば「タメ息」。
タメ息をつくと、よく幸せが逃げると言いますが、実はタメ息は気の流れ整えるものだと考えられています。
だから無意識にタメ息をつくのは、滞っている気の流れを整えようとして出てしまってると。
そもそも気分の良い時にタメ息って出ますかね?
私は出ません(笑)
ただ、あまりタメ息ばかりついていると、とくに職場では周りの人達から「どうしたの?」と心配されるでしょうし、良く思わない人もいるでしょう。
そういう時はトイレの中とか、途中の通路で一人になった時などを見計らって吐き出す方がかえって気を遣わずにすみます。
最近、天気が良い日が続いているのに、緑地公園での早朝散歩に行けていませんでした。
今日、久し振りに行ったらやっぱり清々しい気分です。
早朝に行けない代わりに、何度か夕方に出かけたこともあります。
早起きが苦手だった頃は、夕陽を見ながらイヤな気持ちを何とか癒そうとして夕方ばかり行ってました。
それはそれで、ほんの少し癒されます。
空がオレンジ色に染まっている夕陽も綺麗なのですが「今日1日も、そろそろ終わりか・・」と、早朝散歩を知ってからは、なんだか物悲しさを感じるようになりました。
やっぱり朝は「ここから1日がスタート!」なので、テンションが上がりやすい。
だから私は朝の散歩の方が好きです。
40代前半までは完全に夜型人間でしたが、今ではスッカリ朝方人間に変わりました。
この変わりよう・・・正直、自分が一番おどろいています。
ちなみに今朝の散歩で撮った写真。