日々ストレス思考浸り~こころ穏やかな日々へ💕

ストレスに負けない!体は薬膳(中医学)・心はマインドフルネスから。。

激しい怒りにセロリ。いい仕事しますよ。

怒り心頭でカーッとなっている最中は、冷静に考える余裕無く、頭の中は腹が立った時の状態で一杯です。

身体が震える程の怒りで、鏡を見たら、きっと怖い顔にもなっている。

あとチョッとの刺激で「爆発!」・・・・。

イライラが多い私ですが、これほどの怒りは、ごく稀です。

 

そんな時に、私が試すのは「セロリ」です。

 

薬膳からみた「セロリ」の効能に平肝と言う作用が有ります。

例えば、強い怒りなどによって亢進し過ぎた肝の気鎮め、平らか(正常)にする働きの事を平肝と言います。

 

中医学で言う五臓六腑の中で、ストレス(特に怒り)はと深い繋がりが有ると考える。

肝の気元々、上昇する性質を持っているので、激しい怒りがキッカケで、更に気の上昇に繋がることになります。

 

また、中医学では「気」「血」一緒に流れているとみなします。

 

特に顔には沢山の血管が通っているので、正常なら、顔色は血の色によって、程よい赤味をさしています。

逆に「気血」が不足すれば、顔に赤味が無く、白っぽいとか蒼白い顔色になるという事です。

※蒼白い、白っぽい顔色の原因が全て気血不足だけというわけでは無いです。

 

だから、激怒して、よく「顔が真っ赤」「目が充血して血走ってる」とか、怒り過ぎて「頭がクラクラする」などの状態が現れると考えるのです。

 

「セロリ」は、この上昇し過ぎた気を鎮める働きを持ってます。

 

 

怒り心頭でカーッとなっている状態は「熱」の状態か?「寒」の状態か?に分けると「熱」になります。

(これは別に中医学を学んでいなくても、何となくのイメージから判断付きやすいと思いますが。)

 

「セロリ」清熱作用(熱を冷ます)  を兼ね備えてます。

つまり涼性の食材。

 

 

 

よくストレス緩和にジャスミン茶」も良いとされてます。

確かにストレスで気の巡りが悪くなっている時に、理気作用(気を巡らせる)が有るので、そういう時には適していると思います。

但し、ジャスミン温性。

熱タイプの怒りなら、やはり「セロリ」の方が向いているかと。

 

私もジャスミン茶」はストレス緩和の面からも時々飲みますが、それは悶々としたストレスが続いている時。 

なんか気持ちが落ち着く様な感じがします。

後は「これを飲んでるから、少しのストレを受けても大丈夫!」と言う気の持ちようですかね。(笑)

ですが、怒り心頭でカーッとなっている際に飲んでも、私にはセロリに比べれば、正直、余り効果は感じられません。

激しい怒りよりも「最近ストレス溜まっているな・・」とか「なんかスッキリしないな・・」   ストレスが蓄積しない様に、普通のお茶代わりに飲んだりします。

 

 

 

実際に、仕事で身体に震えがくる程の怒りが有った時に、帰宅後「セロリ」食べました。

 

そのまま、筋を取ってマヨネーズをかけてバリバリと食べる。

(料理する気もおきません)

1本食べ終わり、まだ怒りが治まらず・・・・。

更に、もう1本。アッと言う間です。

食べ終わった時に喉の上からスーッと冷たい爽やかなものが下に降りて行くのが分かります。

(うわっ!これ凄ーい!ホントにスーッとする~)

(口の中、セロリの匂いで一杯・・)※嫌いじゃない

 

2本食べたこと自体、初めてなので、こんな感覚になったことに自分でも驚きました。

※一気に2本食べるのは、私にとっては、あくまでも応急処置です。

 

この時、私の頭の中は「セロリの効能に驚きと感心」してる気持ちで一杯。

だから「怒り」の感情は忘れ去られてます。

※この時期は、マインドフルネスは、まだ習っていません。

 

 

「セロリ」のお蔭で、一旦、冷静になれました。

当然、怒りが全て消えた訳では有りませんが、激しい怒りの時は、冷静に考える事が中々、難しいです。

 

だから、一旦、鎮める。

まずは落ち着く。  

 

私は、それによって、冷静に考える余裕が出来たので、怒りが、随分おさまりました。

 

 

 

「セロリ」って、苦手な人が割と多いみたいです。

私も、薬膳を学び始める前までは大嫌いでした。

子供の頃に食べて「これ、絶対に無理!!!」って思った記憶が有り、それ以来、口にしたことは有りません。

薬膳を学んで「ストレスに良い」と知り、何十年振りかに挑戦してみました。

(昔、嫌いでも、歳取ってから食べれる様になる物も有るから・・)

 

「食べれる。大丈夫。この香り、結構好きかも・・・」

 

実は、ジャスミン茶も、全く同じです。

 

これは、大人の味が分かる様になったのか、もしくは身体が必要としているのか・・・

 

どちらにしても、必要な時に、必要な物が食べられるなら問題ないです。

※いくら身体に良いとは言え、嫌いなものを無理に食べる必要はないと思います。それが逆にストレスになるから。本末転倒です。

 

 

 

薬膳には「ストレス」に対処するものが有ります。

但し、ストレス改善・緩和などには思考(考え方)が大きく影響します。

だから、食事だけではストレス改善には足りない。

でも、良い方向に進む為の思考助けるのに食事は役に立ちます。

 

長期化して体調不良が出るなら、食事+漢方薬が一役かえるのでは・・・と思います。

 

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