日々ストレス思考浸り~こころ穏やかな日々へ💕

ストレスに負けない!体は薬膳(中医学)・心はマインドフルネスから。。

一生モノの知識で予防医学を実践する

今週のお題「一生モノ」 その2

昨日のブログで一生モノは「ストウブ鍋」と書きましたが、私の「一生モノ」はもう1つあります。

それは薬膳(中医学)の「知識」

 

物体としてのモノでは無いのですが、薬膳(中医学)の知識もお金を払って手に入れたモノです。

 

この薬膳(中医学)の知識が「一生モノ」だと思えるのは、当たり前のことですが、自分の身体と死ぬまで「一生」付き合っていかなければならないから。

現在、私は幸いなことに日常生活が普通に送れる身体です。

生死にかかわる病気をしているわけでも無く、体力は乏しくても軽い運動なら出来るし、記憶力の衰えは実感しているものの少しは覚えることだって出来ます。

ストレス社会で生きていくために適度なストレス発散の行動も必要だし、生活するには働ける身体、動ける身体が必要です。

 

自分の人生をどのように過ごし、どう終わらせることになるのか?

自分が望むような人生に近づくには、そこに近づくための行動が必要だし、その行動を実行できるかどうかは、脳を含めた身体が土台となるのではないでしょうか。

そして、その身体を管理するのは自分です。

 

私の「一生モノ」である薬膳(中医学)が得意とする分野は「予防・未病・養生」です。

検査で異常が出てる、病名が判明してる、命にかかわる病気などは現代(西洋)医学で適切な治療を受けることが必要であり、最優先だと思います。

 

様々な病気へと発展してしまったのには様々な原因があり、例えば人間の身体に負担がかかる生活習慣の積み重ね。病気に行きつく前の「意識しないと」気付けないような身体からのサインの見落としなども多く関係しています。

 

なぜ、中医学(薬膳)が病気になる前の予防、未病、養生に対して得意なのかを簡単に言うと、中医学(薬膳)の歴史は3000年以上前から。

普通に考えれば、当時は病気になってから治せるものは相当少なかったはずです。

大きな病気になってしまったら治せないからこそ、病気になる前に改善させるという予防や未病に重きを置いていたと考えるのが自然かと思います。

 

また、「意識しないと」気付けないような身体からのサインに対しても、当時は検査する機械は無いので様々な角度から体を観察し、生理現象を聴取し、患者の訴える自覚症状を重視しながら不調を読み解き、治療をするしかありません。

それでも現在まで受け継がれているのは、数千年という歴史が長い分、臨床してきた人間の数は膨大です。

その間、効果が無いものは淘汰され、実際に効果があるものが生き残ってきた。

 

このような背景から「病気になる前に予防」する、「検査上は異常無いけれど健康ではない未病」、「健康で長生きするための養生」に力を注いできた医学だと思います。

 

実際に私自身も、明らかに不調があるのに病院の検査では異常なし。

異常が無いから治療法も無く、何故そういう症状が出ているのかも不明。

その時は多少は症状が緩和されるのでは?という薬を処方してもらうことで終わりましたが、不調があるのに異常が無く、病名も判明しないことの方が不安でした。

それが中医学(薬膳)を勉強したら、この不調に当てはまるものが見つかり、得た知識を使って改善したことがあります。

 

一生、自分の身体と付きあっていくわけだし、どう人生を生きていくかの土台にもなる身体。

大きな病気になる前の様々な予防を教えてくれている中医学(薬膳)の知識は、私にとってやっぱり「一生モノ」です。