今週のお題「試験の思い出」
40歳過ぎてからの薬膳・中医学の資格試験が、やはり頭に浮かびます。
まだ、10年そこそこ前の出来事だから、記憶が新しいという理由も有りますが、
私にとっては「人生で初めて、死ぬほど勉強した」からです。
大袈裟かもしれませんが、勉強することに慣れていない私にとっては、本当にそう思いました。
だけど「嫌だ」という拒否的な感情は無かったです。
学生時代(特に中学・高校)は落第しなければ良いだろうと思う気持ちが強くて、一夜漬けでした。
しかも、小学生になった頃から、母に「勉強しなさい!」と言われ続けてきましたから、これが本当に嫌で嫌でしかたなかったです。
本当は自分で「勉強しよっかなぁ~」と思った矢先に、この言葉が飛んでくると、あまのじゃくの私は「絶対にやるもんか!」と意地になって勉強しませんでした。
勉強しない
↓
成績下がる
↓
「勉強しないからでしょ!」「勉強しなさい!」
↓
意地でも勉強しない・・・・
バトルは続きます・・・・
本当に勉強嫌いになりました。
子供の頃、親からの影響で、大人になってからも受け継がれているマイナス面も有れば、プラス面もある。
今となっては、過去自体はどうしようもないですが、マイナス面でも、捉える方向を変えればプラスに働いていることだって有ります。
がんじがらめになっていたストレスMAX時代には、視野も狭くなっているし、何よりも気持ちに余裕がないので、マイナス面を主体として頭を巡ってました。
子供の頃から「勉強しなさい!」「なんで勉強しないの!」
クドイくらいに言われ続けてました・・・
これらのことも原因の1つとして、社会人になってからも「人から、あれこれ言われるのが嫌い」です。
だからこそ「言われる前にやろう!」という意識が働き、自分が何を求められているのかを考えながら行うのですが、結果的に良い方向へものごとが運ぶことも有ります。
ただし、精神的に疲れる時が有るのも確かです。
40歳過ぎての試験勉強は、恐ろしいほどの記憶力と集中力の無さで、心底、情けなくなりましたが、目標をもって、自ら始めた勉強に取り組む自分が嫌いじゃなかったです・・・・。
だけど、意外と落とし穴になるのが「勉強してる」という行動に対して満足してしまうことです。
途中で、それに気付いて慌てて軌道修正したりもしました。
一生懸命に勉強すると、普段使わない頭をフル回転している状態です。
試験の前日は、ラストスパートで、自分でも驚く位の集中力で勉強しますから、頭から火が噴いたみたいにオーバーヒートを起こして、試験当日は体調不良になったほどです(-_-;)
体調不良が原因で、健康の為に始めたはずの薬膳や中医学。
試験勉強で体調不良になるとは・・・本末転倒か・・💦
子供時代に、興味があることが見つかっていれば、それに向かって勉強したかもしれないし、人生変わっていたかもしれません。
正直「もっと早くに、やりたいことが見つかってれば」「子供の頃に見つけていれば」と、恨めしく思った時も有ります。
でも、世の中には一生みつけられない人もいますし、過去の私自身も同じです。
最近は「私にとっては、このタイミングだったのでは?」と思える様になり、それなりに開き直ってます。
大人になってからの試験勉強は大変でしたが、勉強してる間は他の余計なことを考える暇が無いので、ストレス緩和に丁度よかったです。
試験に合格した時は「この歳でも、まだまだ出来る!」と、高齢になっていく自分への自信や力が湧いてきます。
現時点では、日本で受けられる 中医学の試験は、これ以上ないので、後は自分で学びを深めていくことになります。
「試験」と聞けば「え-っ!!」って、一瞬はイヤな気持ちになりますが、勉強することへの動機付けや、自分の理解度を認識するには、とても良い手段だと。
大人になってから、身を持って実感しました。
だから、今後も他に興味が出てくる物がみつかり、それに「試験」が必要であれば、また挑戦するでしょう・・・。
その時の記憶力や集中力を計るバロメーターにもなりますからね! (^_-)-☆