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ストレスに負けない!体は薬膳(中医学)・心はマインドフルネスから。。

抵抗力(免疫力)を上げる目的の薬膳を作ってみました。

料理があまり得意では無い私が「抵抗力(免疫力)を上げる目的」で作った簡単な薬膳おかずの一品です。今回は「気」を補うことを主にしてます。

後は同時に肌の乾燥も気になり始めたので、その部分も取り入れてます。

 

 

「鶏のつくね照り焼き」

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★使った材料と中医学(薬膳)から見た効能。

赤字は食材の性質。温めるのか冷ますのか、どちらにも顕著に偏らない「平性」なのか。

青字は、どの臓腑(中医学での)に特に影響するのか。

 

鶏肉温性脾・胃

   気を補う作用。

   消化器系を温める作用。

疲労回復に良い食材。消化器系が冷えることで働きが悪くなり、食べた物が体が必要とする栄養物質に変化しにくくなります。その為に消化機能を温めて働きを良くし、栄養物質に変化させて、結果、生命エネルギーで有る「気」を作る。

 

山芋平性肺・脾・腎 

    現代医学で言う消化器系を指す脾胃の働きを整える作用。

    気を補う作用。

    体に必要な潤いを補う作用。

    肺を潤す作用。(肺は潤っている状態を好み、乾燥を嫌います)

 ※乾燥するこの季節、また急に寒くなり急激な温度変化に体がついていけなくて体調を崩しやすい。生命エネルギーで有る気を補うことと、体を潤す作用も同時に持つ。両方兼ね備える優秀な食材です。

 

この「鶏肉」「山芋」が今回の主役の食材。

 

続いて補助的な食材。

 

椎茸平性胃・肝

   気を補う作用。

※「鶏肉」「山芋」の気を補う作用に追加で入れて、更に「気」を補う作用を高めてます。今回は生椎茸を使用。他の料理に使って余っていたために生椎茸になりました。干し椎茸でもOK。干し椎茸の方が、更に老化防止の効果なども有ります。

 

人参平性肺・脾・肝 

   血を補う作用。

   体に必要な潤いを補う作用。

   消化器系である脾の働きを整える作用。

   眼精疲労にも良い。

※体に栄養を与える「血」。臓腑にも栄養が与えられる事によって更に働きを良くする。

 

紫蘇温性肺・脾・胃 

   気を巡らせる作用。

※気を補い、その作られた気を体中に巡らせること。

 

タレはしょう油、みりん、酒を1:1:2で、そこに少々だし汁を加える

(この1:1:2の割合はNHK今日の料理で村田吉弘さんが紹介してるものです。私には少し濃いので、だし汁を少々加えました)

 

作り方は簡単。

1.鶏ミンチを粘りが出るまでこねる。

  (昆布茶を少々入れます)

 

2.すりおろした山芋,みじん切りにした椎茸・人参・紫蘇を1に入れて、更にこねる。(タネがゆるければ、冷蔵庫にねかせる)

※山芋で手が痒くなるので手袋します。

 

3.2を好みの大きさに整えて、フライパンに油をひいて焦げ目が付くまで焼く。

 

4・タレを投入して強火で照りが付いたら出来上がり。

 彩りとアクセントの為に、すりおろした生姜と紫蘇のみじん切りを少々載せました。

 

 

一般的によく有る料理ですが、体にどの様な作用がもたらされるのかを薬膳的に捉えて、自分が必要としている食材を選びました。

 

まとめ:日々の寒暖の差が激しく、体調を崩さない様に抵抗力上げるのを第一の目的としました。それと同時に肌の乾燥も気になり始めたので、体を潤すこともしたい。

そして、これらの目的の効果を更に上げる為に、補助的な物をプラスしてます。

 

目的の食材を選び、その後は、もっぱら「NHKきょうの料理」を参考に味付けなどをしてます。これなら間違いなく、美味しく作れるので・・・私の先生です。

 

だから私の様に「料理が得意では無くても」薬膳料理は美味しく出来ます!