今週のお題「人生変わった瞬間」
本当にストレスが減ったなぁと実感しています。
振り返れば、全ての始まりは40歳過ぎの「マズイ・・このままでは鬱になるかも」と危機感をいだくほどの体調不良になったこと。
この体調不良をキッカケとして動き始めたことが、次の流れに結びつき、結果的にストレス減ることに繋がってます。
もちろん体調不良の真っ只中は、まさか後々、このことがストレス減ることに繋がるなんて思いもよりません。
更年期+子宮内膜症・腺筋症がストレスにより症状を更に重くし、突然、複数の症状が現れるから倒れそうになります。家から出るのさえ怖かったです。
倒れそうな症状は婦人科への通院で、かなり改善されホッとしたのですが、ここで先々の自分の体調に不安を感じるようになりました。
そこで体質改善のために私が選んだのは薬膳。
体調不良がなければ体質改善なんて恐らく真剣に考えなかったでしょう。
きっと、本気で健康に取り組もうとするなら、もっと年齢が上になってからだろうし、もしかすると、ずーーーっと具体的なことはしなかった可能性もあります。
薬膳を学び始めたのは体質改善が目的で、それ以外、例えば「料理教室を開く」とか「薬膳の講座を始める」などの仕事にするという明確なものは持ちあわせていませんでした。
ただ、資格取得も出来る講座を選んだのは、もしかしたら先々、仕事にする具体的な考えが芽生えた時にイイかもというのもあったんでしょうね。
その資格の勉強。
上の級に進むにつれ、当たり前なのですがどんどん難しくなります。
とくに最後の国際中医師の資格は、とてもじゃないけど私の記憶力の悪さと集中力の無さでは、このまま勉強してても合格出来ないと、ここでも危機感を抱きました。
でも、なぜか「ここで止める」という選択肢は私の中には無かったんです。
そこで以前、マインドフルネスをやってみようと本を購入したけど、上手く出来ずに止めてしまったことを思い出しました。
記憶力や集中力のUP・ストレス軽減に良いというものなので、ワラをもすがる想いで、今度は直接、指導を受ける方法にしました。
これにより私の中で変化が現れはじめます。
すると、公園で太極拳をやっていたおじさんを何度か目にするうちに、急に「面白そう・・」と興味がわき、カルチャーセンターに通うことになるのです。
まったく興味がない分野でした。自分でも不思議です。
この教室で出会った先生や生徒の人達は、これまでの私の友達とは違ったタイプの人達なのですが、一緒に過ごす時間は良い意味で、とても気分転換になります。
とっても難しくて奥が深いです。
よそごとを考えてると「あれ?今どこやってるんだっけ?」と分からなくなります。
だから集中しておこなっているので、この時間はストレスフリーなのです。
(自宅で練習する時も同じです)
ストレスゼロになる人生なんて無いし、今でもイラッとすることは当然あります。
ですが、自分の中でイラッとする感情の滞在時間が短くなったのと、回数は圧倒的に減りました。
「鬱になるかも」というような体調不良になっていなければ、体質改善なんて真剣に考えることもなかったし、そもそも薬膳を学ぼうとは思いつきません。
その薬膳を勉強し始めたことで、自分の記憶力の低下と集中力の無さを改めて知ることとなり、試験に合格できない危機感が生まれたからマインドフルネスを本格的に習い始めた。
そして、自分の中に変化が生まれ、太極拳を知り、これもストレス解消に役立つこととなる。
どう振り返っても、私がストレス軽減に至る具体的な行動は、やっぱり「体調不良」が全ての始まりだとしか思えないんですよね・・・。
だからといって「ストレス軽減のために、あなたも体調不良になってみませんか?」なんて推奨しているわけではありませんので。(笑)