「あれ?なんか膝が痛い・・・」
自宅で太極拳の練習をしていた時です。
習い始めてから1年が経ち、ようやく順番も覚えられ、楽しくなってきた矢先でした。
膝が痛くなってしまったのは、私の性格も関係してます。
新しい事を始めた時に「とにかく早く結果や効果を求めたがる」
※心の中のもう一人の自分に「早く!早く!もっと早く!」とせかされて、なぜだか「自分には時間が無いんだから!」と言われてるみたいな感じです。
結果が現れることや本当に効果を感じられるまでには、そこに行きつくための必要な基礎や工程や土台、道のりが有ってこそだし、それこそが重要だと理解はしているんですけどね~。
こういう時は、早く!とせかす「もう一人の私」の方が強いみたいです(笑)
だから、今回の痛みの原因は、足の使い方や重心のかけ方、姿勢など基本的な事が、きちんと身に付いていないのに、体に負荷をかける形で行っていたからなんですよね。
チョッと調子に乗ったなぁ~って感じです。
痛みに関しては、接骨院に2回通って、少しマシになりました。
接骨院の先生も太極拳の経験者で「練習はした方がいい。正しいやり方ですれば、痛みも治る」と言ってました。
また、肝心な足の使い方や姿勢、重心のかけ方は、前回、講座に参加した時に、再度、先生に教えて頂きましたから、これで大丈夫!
お蔭さまで、徐々に痛みも緩和してきました。
ただ、私自身、もし「太極拳は辞めた方がいい」と言われても、辞める気は全くありませんでした。
正直、膝は痛かったですよ。
立ったり、座ったりする時は床に手を付いて、さらに深呼吸を意識し、タイミングを計る様に「ヨシッ!」と気合を入れながらじゃないと動けなかった程でしたから・・・・
・・・にも拘わらず、今回の膝を痛めたことで、きちんと基本を見直す機会を与えられたように思え「おぉ~!これで、また私は成長して進歩するーーーー!!」って、喜びの感情で一杯でした。
この気持ちに気付いた時に「あれっ?私って、中々エライんじゃない?」と思いました(笑)
痛いんだけど、喜んでる・・・・ ???
チョッと首をかしげるような感じもしますが、そこはスルーして、自分の素直な感情の方が大切だと。
昔と比べて、ストレスが減ったことによって、自然と前向きに物事を捉えられる数が増えてきたと実感してます。
この小さな変化に気付けるのは自分だけ。
小さいから誰からも気付かれないし、ましてや褒められることもないでしょうね(^_-)-☆
でもイイんです。
自分で自分を認めて褒めれば。
以前の私は「んっ?自分を褒める??」
「何を?」「どこを?」ってな具合で、褒める要素が見つかりませんでした。
自分で自分を褒めることに慣れてもいないし、あえて自分を認める習慣すらない。
こういう時に登場する「もう一人の私」は自分を褒めることに対して後ずさりする様に遠慮してます。
きっと、褒めるにしても、胸を張って自慢できるような素晴らしい事をしてなきゃいけないのでは・・・と、どこかで思っていたかもしれません。
今回の膝を痛めたという出来事を、自然と前向きに捉えられた自分に対して、誰に遠慮することも無く「私ってスゴイ!スゴイ!スゴイじゃん!!」って何度もうなずきながら褒めまくりました。
そして、ダメ押しで「自分で自分を褒めることが出来る様になった私ってヤッパリ変わったわーーー!いいねーー!」って感じです。
こうゆう些細なことでも積み重ねることで、自己肯定感を高めるにも役立つでしょう。
ホントに、誰に遠慮する必要もないから、やってみるといいですね~♬