趣味を通じて子供の頃を思い出し、そこから忘れていた自分の性格に気付くことに。
子供の頃、自分がどんな性格だったのか?
何となく覚えてる様でも、意外と大切な事を忘れてしまっている。
よく「自分の本当にやりたいこと」や「自分探し」をしていく中で、子供時代に何に夢中になっていたのか?何が好きだったのか?を思い出してみて下さい。と言う言葉が出てきます。
私は、この質問が出てくると、そこで止まってしまいます。
何かに夢中になった記憶も無いし、何が好きだったのか?
または、どんな感情をもって取り組んでいたのか?
思い出そうとしても何も出てきませんでした。
今回、趣味の太極拳を通じて、ふと子供の頃の出来事が浮かびました。
同時に、当時(子供の頃)は無意識で行っていた事と現在の自分がしている事の共通点。
つまり「ここが私の本当の性格の一部なんだ」と改めて気付いたのです。
前回、太極拳講座で先生から、私の動き(型)についてアドバイスされました。
今までのアドバイスも、すぐ体が反応して動けるわけでは無いので、自宅で練習をするのですが、今回のアドバイスされた動き(型)が、本当に私には難しいんですよね。
その為、YouTubeで、何度も見返して、その部分を繰り返し練習しました(現在進行形ですけど)。
あくまでも趣味でやっている太極拳なので、そこまでしなくても問題ないんですが、やってる自分がいる。
その時に、なぜか小学生時代の事が、頭に浮かんできました。
そういえば、跳び箱が飛べなかった時があったな・・・と。
正直、なんで私は飛べないんだろう・・・と、少し悔しさも有った様な気もしますが、勢いよく飛んでいる子達を見て「あんな風に飛べたら気持ちいいだろうな~」「私も飛べるようになりたいな~」という気持ちが上回っていました。
ただ、それ以上に「絶対に何としても飛べるようになるんだ!」と言う気持ちを一番に持っていたことも思い出しました。
それで、跳び箱の有る児童館で練習をし、自宅でも布団を丸めて跳び箱に見立て練習してました。
結果、飛べることが出来き、その瞬間「あっ!やったー!飛べたー!!」と、もの凄~く嬉しかった記憶が蘇りました。
このことから、子供時代にしていた行動を客観的にみると「絶対に何とか出来るようにする」と強く思えば、一生懸命に出来るまで諦めないという一面が、子供の頃から自分にも有るんだと改めて気付きました。
自分に対して、悪い面は答えやすい。
「じゃあ、あなたの長所は?」と聞かれたら?
就職時の面接官からの質問なら、嘘ではないけど何となく感じている程度なら言えます。
ただ、自信を持って答えられるかと言えば、私は答えられません。
でも、今回、趣味の太極拳を通じて、子供時代の行動と現在の自分の行動。
この繋がりが、自分の本当の性格であり、実はその些細な点が自信を持って答えられる私の長所でもあると気付けたのは、とても大切な事です。
生きていく上で、自分を卑下し過ぎたりすれば、どんどん自信が無くなり、気持ちもすさんで、マイナス面で物事を見てばかりいると、さらに気分が沈んでいきます。
本当は誰にでも子供の頃から繋がっている良さはあるはず。
何がキッカケとなって思い出され、それが、どう繋がって、いつ、どのように気付くのか・・・。
私は45年後でしたが・・・💦
でも、不思議と「遅かった・・・」とは思いません。
それが、私にとってのタイミングだったんだろうし、気付けて良かったというのが正直な本当の気持ちです。
何だか大袈裟ですが、気付きが増えてきた今、これからが本当の自分の人生の始まりにも感じます。
もし、自分の長所を自信を持って答える事が出来ないとしたら・・・・
きっと、私みたいに忘れているか、もしくは些細なことだから気付いていないだけです。