いのちは永遠では無いと分かっているけど…
数日前に会社の同僚のお母さんが亡くなったと聞きました。
突然倒れて、その時は意識が無かったとの事ですが、数日後に、何とか回復したので、彼女も出社してきたのです。
その報告を受けていた、ある上司も「良かったね」と言葉をかけてました。
ところが、その2日後位に、亡くなったと・・・。
私も驚きましたが、突然お母さんを亡くした彼女は、どれほどショックだったろうかと思います。
私は両親共に健在ですが、年齢的には同年代の高齢者です。
寿命からしても、後、どれ位生きられるか?
もちろん、私の周りには親がすでに他界している人達も多い。
改めて、考えさせられました。
その時に、昔、近所で子供の頃から一緒に遊んでいた女の子のお母さん(当時40歳代)が、近くのスーパーの帰りに自転車に乗っていて交通事故に遭い亡くなったこと。
また、数年前に、友達のお父さんが、実家でお母さんといつも通り、元気に一緒に散歩に出かけて、休憩の為に椅子に腰かけたと同時に倒れ、心筋梗塞で亡くなってしまったこと。
そんな事が、浮かんできました。
寿命が有るのは、誰もが当然の様に、分かっています。
分かっているけど、私を含めて多くの人が「明日もくる」のが当たり前だとも思っているし「もしかしたら、明日は来ないかもしれない・・」なんて日々過ごしていません。
私の両親も高齢ですが、正直「一緒に過ごすのは今日が最後」なんて日々、意識していないのです。
私は、昔から母との確執があり、よく言い争いになります。
子供の時からの、私への接し方の影響で、大人になってから苦労したり辛い想いをしてるんだ!と恨んだことも有ります。
ただ最近は、私自身もマインドフルネスで変化してきたので、言い争いも減りました。(ゼロでは無いですが・・・)
今は、元気だから言い争いも出来て、その時には腹立たしい感情だけですが、きっと、亡くなった時には、不思議と母への有難さや楽しかったこと、嬉しかったことだけが思い出されるのでは・・・・そう感じてます。
※母だけではなく、父や弟へ。また、大切な身近な人達へも。
私の年齢が55歳だから、そんな事を特に考えるのか・・・・
母が、まだ元気だから・・・まさか今日や明日に死ぬなんて思っていないからか・・・・
よく
「今日が最後の日だったら」
「明日1日しかないなら」
「余命○○○だったら」
そんな気持ちで1日を大切にしようと耳にします。
確かに、その通りだと思います。
でも「喉元過ぎれば何とやら」で、再び同じ日々を繰り返し過ごしてしまうんでしょうね。
私の、これからの人生の課題として、見える所にでも貼っておこうかなって思います。