怒りやイライラの感情を手放す「はじめの一歩👣」
「怒りやイライラ」の感情を「手放す」
「手放す?」
どうやって?どんな風に気持ちを持って行けばいいの?
私には「やり方」が分かりませんでした。
心穏やかな日々を増やすのを最後の人生の目標として。
国際中医薬膳師・国際中医専門員A級(国際中医師)・和漢膳プロフェッサーの「さなとびりー」です。
初めてマインドフルネスを体験した時に、この「怒りやイライラを手放す」方法の超初心者向けの様な感じで丁寧に教えて頂きました。
マインドフルネスは「今」ここに有る状態に気付く。
まず、自分の呼吸に意識を向ける。
※初心者の私にセラピストの人が
「今のお腹の状態はどうですか?」
「凹みや膨らみは?」
「もしかしたら呼吸が早いのかもしれないし、穏やかかもしれないし・・」
・・・・・などと、呼吸に意識が向く様にサポートしてくれます。
続いて「職場で1番嫌だ、嫌いと思う人を思い浮かべてみて下さい」と声かけが入る。
※言われた通りに浮かべます。
少し時間を置いて「今、どんな感情ですか?どんな事でもいいですよ。」
※○☓△◇%#$・・・・・と、そのまま感じたり、浮かんだ事を答える。
答えている間も、イライラや本当に大っ嫌い!って言う感情や相手の腹が立ったやり取りが思い出されてきます。
体全体が「怒りとイライラ」で一杯!
すると「そうなんですね・・。いいですよ、それで。その感情が今あるってことに気付くだけでいいです」
※(ふーん、そうなんだ・・)と、言われたままに従う。
ここまでは、目を閉じた状態。
怒りやイライラは継続中。
今度は
「目を開けて、この部屋の中を見渡してみて下さい」
「何か、気になる物、何だか癒されると感じる物、しいて言えば、これが好きかな・・などを1つ選んでみて下さい」と言われました。
※部屋の中には、絵や幾つかの観葉植物、可愛らしい置物なども飾って有ったのですが、この時の私は「綺麗」「可愛い」「素敵」・・・などの感情に乏し過ぎたので、決めるまで時間がかかりました。
セラピストの人は、そんな私を静かに見守り
「見つからなかったら、見つからないでもいいですよ。ただ、何となく気になる位の物でも大丈夫です」と優しく話しかけてくれました。
※本当は、神棚に飾って有る緑の葉(榊)が何となく気になっていたのですが、私の中で「本当にこれなのか」「他にもっと気になるのがあるのかもしれない・・」と言う気持ちも有ったのです。
私は「しいて言えば、神棚の榊かなぁ」と答えました。
「ああ、あの榊ですね」
「では、しばらく榊を見ていて下さい。見てるだけでイイですよ」
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しばらく、この時間が続き、頃合いを見て・・・・
「今、どんな感情が有りますか?何でもイイですよ。体の感覚でもいいし、浮かんだ事をそのままで」
※「ずーっと見てると、葉っぱの緑色って綺麗なんだなぁ」
「何となく、少し落ち着く感じもするかな・・・・」
この時は、それ位の感想だったかと記憶してます。
「じゃあ、そのままの今の感情に留まる事出来ますか?」
※「やってみます」と私。
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「さっきの怒りやイライラの感情は、今はどうですか?」
※「あっ!忘れてる・・・確かに・・・。」
「この感覚か・・・・」
「そうです。今、怒りやイライラの感情と距離が出来た状態です。」
「手放していくのは、こういう感覚でしていくのも方法の1つです」
例えば、可能なら職場の机の上や、見える所に少しでも好きと思える物を置く。
怒りやイライラの感情が出た時に、それを可能ならしばらく眺める。
そして、その時の自分の感情はどうなのか?・・・
観察して、今の感情に留まる。
「少し落ち着いたな・・・」
「まだ、イライラしているな・・・・」
「怒っているな・・・」
「癒しの物を見てるけど、中々癒されないな・・・・」
今は、気付くだけで良い。
そんなアドバイスを頂きました。
それだけでも、第三者的に、自分の感情を眺めている状態になり、眺めている自分にも気付く。
そんな事をしているうちに「怒りやイライラの感情」と少し距離が出来る・・・・。
簡単に「手放す」と言われても、理論的に理屈では理解出来るが、心や感情も同じ様に器用に私は動けません。
この様に、手取り足取り、実験みたいに実際にやってみると、身体の感覚として理屈抜きに分かります。
試してみて、実際に効果を感じるのか?
もちろん、やってみなければ分かりません。
人によって「怒りやイライラの感情」が起こるシチュエーションや対象にも違いが有ります。
私は、最初の頃、相手の腹立つ行動に集中で、忘れてしまう事の方が多かったです。
でも、気付く時も有るのです。
その時に出来るだけ、やってました。
現在は、ここから、様々な方法に発展してきています。
少しでも効果を感じたなら、継続してみる価値は有ると思います。
これが手放す為の「はじめの一歩」として、更に歩み続ける・・・・👣 👣 👣
これも1つの行動。
私にとって、行動力を付ける練習の1つ。
しかもリスクは無さそうです(^_-)-☆