日々ストレス思考浸り~こころ穏やかな日々へ💕

ストレスに負けない!体は薬膳(中医学)・心はマインドフルネスから。。

中医学からみた「ストレスと体調不良」

中医学では、数千年も前から「様々な、過度な感情(ストレスなど)は身体に影響を及ぼし、病気へ発展する原因となる」と言ってます。数千年も前からですよ!

中医学の考え方では「こころ」と「からだ」を分けません。

だから精神的な問題が、身体へも影響し、身体の不調が、精神的な面にも影響するのが当然だという捉え方をします。

 

現代では、ここ30年前後位でしょうか・・・世間的にも、やっと認められる様になってきたのは。

私が働き始めた頃などは、そんな事で仕事を休めば「怠けてる」「甘えてる」と言われた時代です。まさに‟ザ・昭和„

そもそも、体調不良の原因がストレスだったとは、本人自身も分かっていなかったかもしれません。そんな情報を耳にすることが無いから。

 

その当時の私は・・・・と言えば、ストレスで体調不良になり仕事を休むことは無かったですし「こころ」と「からだ」が繋がっていると言う考え方も、もちろん知りません。何だか食欲無いな~とか、体がダルイな~とかは有ったと思いますが「怠けてる」「甘えてる」と捉える側でしたから、頑張って仕事行ってました。

※褒められたい・認められたい・人から、どう思われているのか気になる思考全開でしたし・・・(笑)。

 

 

中医学では、まずは過度なストレス、長期に渡るストレスなどにより身体にも不調をきたすというのは当然と考えてます。

その教えの中で、特に影響受けやすい臓腑が有ります。それが肝。次に、脾胃・心。これを放置すると、更に他の臓腑へも及ぶ・・・。

中医学の臓腑は現代医学の臓腑と捉え方が異なります※

中医学では各臓腑との関係性が有るのですが、その関係性や各臓腑の働き(中医学)を詳しく読み解いていけば、ストレスによって食欲不振・胃が痛い・食べても吐いてしまう・身体がしんどい・肩が凝る・不眠などの症状が現れるのも「だからそうなんだ~」と、妙に納得してしまう。

 

過度なストレスを受けると、気の流れが滞る状態になります。この気の流れが中医学の肝の働きと関係が深い。だから、気の流れを良くし、肝の働きを正常に向かわせるものをとして取入れます。

ストレス受ける➡気の流れが滞る。つまり、気の流れがスムーズなら➡精神もゆったりすると言うのが中医学の考え。

※気が滞れば、血の流れも滞ってくるという関係性も有るので、血の流れも良くするものもプラスすると良い。

例えば胃の不調が出てるなら、もちろん胃の働きを正常に戻すものも一緒に使う。

 

また、ストレスによって血の働き(中医学)が不調になるケースも有るので、その場合は血に働く物をに取り入れて、同時に現れている症状に働く物もプラスする。

 

つまりストレスにより、各臓腑・気血の働きが不調になった事原因で、様々な症状が出てる。原因を主にアプローチをかけることで、症状が緩和されてくる。

 

そもそも中医学は「こころ」と「からだ」を分けない。

この考えを元に色んな対処をしているのです。

 

古代の人達に言わせれば、そもそも「こころ」と「からだ」を分けていないのですから「そんなの具合悪くなるに決まってるじゃん!」って感じなんでしょうね。

 

 

ただ、漢方薬や薬膳で対処したとしても、やはり大きいのは思考のクセ。これが変わらない限り、同じ環境にいれば再び繰り返します。

 

思考のクセや前向きに物事を捉える余裕が出来るのは、比較的体調が良い時だと思います。

余程の精神力の強さが無い限り、体調が思わしくない時って、どうしても「なんで、こんな思いしなきゃいけないんだろう・・」とか「しんどい・・・あ~嫌だなぁ~こんな状態・・」など。不調の事で頭が一杯。

だったら、まずは体調が良い状態に近づける事を優先にしてみる。

同時進行は、個人的にも中々難しいと感じますから。※両方出来る人は羨ましい・・・・

 

もし、明らかにストレスを強く感じていて、症状に効く薬を飲んでても改善しない時、中医学の方面から試してみるのも選択肢の1つでは・・と思います。

 

 

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薬膳(中医学)を勉強し始めて10年以上経ちます。私の本業は、薬膳や健康に、かすりもしていない職業です。だから仕事上必要だから続けているのではなく、やはり面白いと思っているから。これが1番だと思います。じゃなきゃ飽きもせず、こんなに続きません。