あんなに早起きが苦手だったのに、気持ちが変われば出来るもんですね。
今では、スッカリ習慣づいてます。
早起きのメリットって、検索すると色々紹介もされてます。
そりゃあ、早起きが良いのは分かるけど・・・
「眠い・・・まだ寝たい」
「早起きしなくても、今の生活で問題なし」
「仕事が遅いから、朝起きれない」
「ストレス発散で夜飲みに行くから、二日酔いで起きれない」
「疲れてるから休みの日はゆっくり起きたい」・・・・。
これらがメリットより上回ると思えば、早起き生活とは無縁です。
私も５０歳頃までは「早起きとは、無縁グループ」に入っていました。
でも、今では「無縁グループ」とは縁を切り、早起き生活に変わったのです。
但し、体調が悪い、身体が疲れ過ぎて起きられない時は、無理して早起きはしません。
でも、それ以外は「頑張って」起きます。
夏は４時半～５時頃までの間です。
起きる瞬間は「まだ、もう少し寝たい・・眠い」のですが、たとえ１～２時間後に起きても、私の場合、その思いは大して変わりません。
早起きするキッカケは「散歩」です。
有名人のブログで「朝の散歩時間」を紹介していて、載っていた画像を見た時に、
「気分転換にイイかも。ストレス解消になるかな・・」と思ったからです。
一度、試しに「朝の散歩」に行ってみようと頑張って早起きしました。
散歩は近くの緑地公園に行くのですが、これが結構、気持ち良かったのです。
緑が多いと、鈍感な私でさえ早朝の空気が違うことを感じます。
最初は３０分位から始めたのですが、その程度でも、身体が解れるので、遅起きしてダラダラ過ごしていた時よりも、何となく、その日中は活動的に、よく体が動きました。
そこから、休日は出来る限り「散歩」行こうと思い、早起き生活の始まりです。
でも、最初の頃は、休みの日に毎回行ける程、まだ早起きは定着していなかったです。
※無理しすぎると、やはり続かなくなるから・・・・。
今では、この「早朝の散歩」が休日の楽しみの１つになりました。
特に「散歩の質」が変わってきたこと。
これはマインドフルネスをする様になってからだと思います。
以前の「散歩」は、気持ちを紛らわせる程度で、特にイライラする事が続いていた時は、頭の中で、嫌な出来事がリピートして巡ってました。
気付いたら自宅に戻ってた・・・なんて事も。
散歩中の記憶が殆ど無く、ストレス解消にもなっていない。
マインドフルネスを練習し始めてから、少しずつ「今、この瞬間に意識を向ける」
私の課題である「感情に留まる」などが、出来る様になった頃からの変化です。
すると、気にも留めなかった樹木の葉や、咲いている花、鳥の声などに対して自然と意識が向く様に。
葉っぱの緑色や花が凄く綺麗だとか、鳥の声も心地良いと感じるとか・・自分でも驚きでした。
正直、今まで花を見ても
「きれいだねー」
程度でした。
当然、花の写真を撮るなんて事も、私には無かった行動です。
相当、心が荒んでいたんでしょうね。
それが、今では立ち止まって
「綺麗～！！」 （※声には出しませんが）
と、思わず写真を撮る様になっていました。
※撮ったのがこれです。
いつも見ていた景色、同じ場所が、自分の意識の向きが変わっただけで、見る対象物への印象も変わり、それによって精神状態まで変化する。
こうゆう事って、頭での理解では「そうなんだ～」「そりゃ、そうだよね～」でサラッと受け流す位の内容なんですが、実際に体感して「気付く」ことが出来ると、自分の中に大きな変化が生まれると思います。
だから、私にとって「早朝散歩」は、ストレス解消にとても良いのです。
それと数カ月前に、ラジオ体操をしていたおばさんや、おじさん達（６０過ぎ～恐らく７０代半ばや、中には８０歳近い位）に声を掛けられ、それ以来、時間が合う時には参加させてもらってます。 ※当然、みんなマスクして、かなりの距離を開けてます
名前も住んでる所も、よく知らない人達ですが、会えば挨拶程度でも、中々、楽しいです。
きっと、以前の私なら「なんか面倒臭いな・・・」って思ったかもしれません。
でも、今回、誘われた時に、断る理由もなく「まっ、いっか」と言う軽い気持ちで混ぜてもらいました。
それと同時に、実は「声を掛けてもらって嬉しい」と言う気持ちも有ったのです。
だから、本心では「私って、本当は人との繋がりを求めていた？」と気付きました。 ※これも、早朝散歩から恩恵です
もちろん「早起き」の通常メリットも実感してます。
そのうちの１つ、時間に余裕が出来たこと（当たり前ですが）。
一通り、やる事やっても、まだ１０時前。
その後、少しのんびりしても、せいぜい昼過ぎ・・・１日の充実感の違いも大きいです。
２０歳を過ぎてから、１年経つのが年々加速していき、アッと言う間に５０過ぎ・・・。
朝１０時頃に起きていた頃は、少しダラダラ過ごしていると、直ぐに昼になり、その後も、ＴＶとか見てれば、外も暗くなってる。
気付くと、すっかり夜・・・。
そして寝るのが深夜の２～３時過ぎ。
これを何十年と続けていていて、
ふと、死ぬ前に「私の人生、果たしてこれで良かったのか？」
後悔するのは間違いないと寂しくなりました。
「人生、悔いはなかった！」と言い切れるまでにはならないかもしれませんが、やっぱり「悔い」は少ない方がイイです。
よく「時間が無いのではなく、時間は作るものだ」と言います。
また「早起きは良い」や「朝の散歩は気持ちいい」にしても、想像上では理解出来ます。
でも、実際に体感してみないと、本当の良さや、身体や心の変化や反応は分からない場合も結構あると思います。
生活習慣って、中々、変えるのは難しいと私自身も感じてます。
今回の、苦手な早起きが出来る様に、私が起こした行動は、まず寝る時間です。
少しずつ（本当に最初は３０分位から）早く寝る様にしました。
時間は、かかりましたが、今では仕事で遅くなる時以外は、２２時には寝てます。
※こんな事、絶対に出来ない！って思っていましたけど・・・。周りの友人達もビックリしてます。
結局、早く起きるから、早く眠くなるのも有るんですけどね。
いずれにしても「早起きは三文以上の得」だったという事です。
※これ以外にも「早朝散歩」によって、得たものも有りますが、それは別の機会に書きたいと思います。
※早起きして散歩に行った時に撮りました
