４０過ぎて、体調不良になる
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体質改善の為に薬膳（中医学）を選択
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興味が湧き、国際中医師資格のところまで学ぶ事を決意
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泣きたくなる程、記憶力の低下を思い知らされる
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記憶力をＵＰする為に、マインドフルネスを習い始める
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マインドフルネスを活用したハコミセラピーを受ける事になる（継続中）
体調不良になった事で、良い意味で色んなことへと広がり、少しずつ自分の意識や生活が変化しつつあります。
ハコミセラピーとは
マインドフルネスを活用したアメリカで始まった身体指向的療方。
自己成長を望む人や生きづらさを抱えている人（例：鬱・パニック障害・トラウマ・ＰＴＳＤ・・・など）達に効果的だと言われています。
私の場合は、体調不良になる前から今の生活を変えたいという気持ちが有りました。
でも、具体的に「どういう生活を送りたいのか。どんな風に変えるのか。」
そもそも、ここが分からない・・・。
よく、自分のやりたい事を見つけるには、
「まずは行動してみる！やってみないと分からない！」
「行動しなければ、何も変わらない！」
その通りだと思います。
私からすれば、すぐ行動に移せる人は羨ましい限りです。
でも、世の中、そう簡単に思った通りに何でも動ける人ばかりでは無いのも現実です。
「そんなことは分かっているけど、どうしてだか・・なんか動けない・・」
深層心理の部分だと思いますが、文字通り奥が深いし、難しいものだと感じます。
この様に「自己成長を望む自分」と「それを妨げる自分」
ハコミセラピーは「妨げる自分」に対して焦点をあてて、それによって全容が明らかになる事で、自分の望む方向へ変化していく。
つまり「何か動けない・・・」の部分です。
結局、自分で作り上げてきた人生ですから・・・・あくまでも、自分自身で発見していく方法です。
それをセラピストの人がサポートしてくれるのです。
私自身、このセラピーを受け続けているのも、
「それでは良くないから、こういう考え方をしていった方が良い！」の様な、他人の考え方の押しつけが無いところ。
実際、セッションの時に、色々な言葉をかけられたり質問されるのですが、
「どう感じるのか？・・想いでも良いし、身体の感覚でも良いし、何でも良いですよ？」と言われます。
場合によっては
「何も浮かばないし、何も感じない・・」
「言ってる意味が分からない・・」 「別に・・・」
気持ちも心も何も動かない。
躊躇しながらも、想ったままを伝えます。
すると「何も浮かばない・・・イイですよ。それで大丈夫ですよ。」
と、認めてくれるのです。 （え？それでいいの？って意外でした）
自分では「何も感じない」事が、良くないのかなぁって思ってましたが、「それで大丈夫ですよ。」と自分を認めてもらえた事が安心感にも繋がり、チョッと嬉しい気持ちにも。
何度か受けてるうちに、知らない自分が結構あることにも気付いてきました。
大きかったのは、自分が感情に対して鈍感なこと。
但し、怒りの感情に対してだけは、特に敏感。
そう言えば、日常的にイライラする事が多く１日の中でも怒りの感情になっている時間帯が、かなりを占めていることに改めて気付きました。
逆に、鈍感なのは「嬉しい」「楽しい」「何かに対して感動する」「悲しい」「寂しい」などです。
こんなこと、今まで意識したことも無く、気付いてもいない。
だからこそ、ないがしろにされてきたのです。
一見、些細なことの様に思えますが、これが、私にとって、かなり重要な部分だと思いました。
それから時間が有る時に、マインドフルネスをする様になりました。
それと、日常で自分の感情（怒りも含めて、そのまま、その瞬間の感情に気付く。出来るだけ、その感情に浸る様な感じ。例え怒りの感情でも、悪いとかの否定はしない。ただ怒ってるな・・などと気付く）
何度も何度も繰り返しの練習です。
長い人生で、頑丈に作られてきている頑固なクセですから、そう簡単にはいかないのは当然。
性格上、早く結果を求めたいタイプなのですが・・・・そこは、グッと堪えて。
やはり人間、訓練次第で変わってくるものです。
少しずつ変化が見られ始めました。
明るい未来への一歩の様な感じです。
正直、私自身、セラピーとは無縁だと思っていました。
「自分のことは自分がよく知っている」と言う考えが人一倍強かったですし・・・・。
だから、自分に問題が起きると「何故そうなったのか？」の原因追及を分析して、誰かに相談をすることも殆どせず、それで解決してきたつもりです。
理論でどうにかしていくという考え方が沁みついているみたいです。
それらを全て否定するつもりは有りませんが、やはり「無意識に見ないふり」をして「無意識に本心に蓋」をし、感情面はスルーしていたことによって、いわゆる「心の声」が聞こえなくなっていた様です。
無理しない程度の訓練のお蔭で、
「なんか嬉しい・・」
「なんとなく、気になる（興味をひかれる）・・」
「なんとなく寂しい・・・」
「凄く綺麗～」「これ楽しい！」
といった単純な感情が受け取れる様になってきたのです。
結果、新たに興味が湧いてきたものも有り「別の」習い事も始めることに。
（これは、また別の機会に書きたいと思います）
行動力に乏しかった私ですが、１つずつ「出来そうなこと」から動き始めると、その次は、更に「もうチョッと」動いてみようと、勇気が出てきます。
そもそも、動くにしても、何をしたいのかが、感じ取れていなかったのですから、動く以前の問題です。
それ以外に行動にブレーキがかかる場合もあります。
これは幼少期に関係している様です。
現在もセッションを受けつつ、自宅でもマインドフルネスを続けながら、少しずつ解けてきている感じがします。
これからも、セラピストの人に力を借りながら、前に進んで行きたいと思っています。
今回は、人生が変わり始めてきたかな・・と感じるうちの１つを書きました。
私と似た様なタイプの人に、選択肢のひとつとして、少しでも参考になれば幸いです。
